Takaのビックリ映画館

元はこの僕、Takaがホラー映画、SF映画やアクション映画を紹介、レビューするブログでしたが、名前を新たに、僕が観た様々なジャンルの映画を独断と偏見でレビューするブログに変身しました(笑) *過去の記事には刺激が強い内容を含むもの(主にホラー、スプラッター系)がありますので、KIDSと下ネタ嫌いな人はご注意ください!!

GODZILLA ゴジラ 怪獣惑星

本格的に寒くなってきた今日この頃。

最近僕は体調崩し気味であります・・・

皆さんはお気をつけくださいね!

さて、今回紹介する映画はこちら、

「GODZILLA ゴジラ 怪獣惑星」


であります!

日本が誇る「ゴジラ」シリーズ初の長編アニメーション映画。巨大な怪獣たちが支配する2万年後の地球を舞台に、故郷を取り戻すべく帰還した人類の闘いを描く3部作の第1部。20世紀末、巨大生物「怪獣」とそれを凌駕する究極の存在「ゴジラ」が突如として地球に現われた。人類は半世紀にわたる戦いの末に地球脱出を計画し、人工知能により選ばれた人々だけが移民船で旅立つが、たどり着いた星は人類が生存できる環境ではなかった。移民の可能性を閉ざされた船内では、両親の命を奪ったゴジラへの復讐に燃える青年ハルオを中心とする「地球帰還派」が主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断。しかし帰還した地球では既に2万年もの歳月が流れており、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた……。「名探偵コナン」シリーズの静野孔文と、「亜人」の瀬下寛之が監督をつとめ、「PSYCHO-PASS サイコパス」の虚淵玄がストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士」「亜人」などセルルックの3DCGアニメーションを多く手がけるポリゴン・ピクチュアズが制作。



巷では「アニゴジ」と呼ばれているらしい今作。

昨年大ヒットを記録した、ご存じ「シン・ゴジラ」から1年、ついにゴジラシリーズ初のアニメ化ということで、期待と不安を抱えておりました・・・

結果として・・・

「三部作の1作目」ということを考えると、十分健闘しているというのが正直な感想であります。

恐らく今回のアニメ映画化に際し、喜びというよりは拒否反応を示した人も少なくはないと思います。

「ゴジラは実写でやってこそだろ」 「アニメのゴジラって・・・」といったような感じですね。

正直なところ、僕も最初は全く期待していませんでした。

何より、あの「シン・ゴジラ」の後ですよ?

アニメの手法を実写に取り込み、まるで職人技のような出来であった前作を観てしまっているのだから、ハードルはあまりにも高いわけです。

しかし、製作陣が発表されたとき、その不安は明らかに弱まりました。

「魔法少女まどか・マギカ」、「仮面ライダー鎧武」の虚淵玄が脚本、しかも監督はあのハードSFアニメ、「シドニアの騎士」でタッグを組んだ静野孔文と瀬下寛之。

この時点で、つまらなくならないことは確定でしたね。


さて、ここからは作品について語っていきたいと思います。

まずなんといっても驚かされたのが、その大胆な世界設定ですね。

20世紀末、地球意思による生物陶汰現象が発動。生物各種族からの突然変異による巨大生物「怪獣」が出現、その頂点に位置する怪獣王ゴジラの被害により、人類は地球からの脱出を余儀なくされた・・・という、

まるで「怪獣総進撃」と「ゴジラ FINAL WARS]、そして「パシフィック・リム」を合わせたような世界観になっています(笑)

怪獣たちも、カマキラス、ドゴラ、ラドン、アンギラス、バラン、ヘドラ、ダガーラ、オルガ、メガギラスなど・・・東宝特撮映画ファンにはたまらない選出となっており、さらには異星人枠として、X星人がモデルのエクシフ、ブラックホール第三惑星人がモデルのビルサルドが登場するなど、まさにアニメならではの世界設定であります。

しかもビルサルドはその高度な科学力により、対ゴジラ戦闘兵器としてメカゴジラ(!)を開発しています。

もうこれは3作目辺りでエクシフがキングギドラ呼び出すんじゃね?って感じのフラグが立っていますね(笑)

FW的な流れで実は地球に怪獣たちが出現したのは異星人の仕業で、ゴジラだけが想定外だった・・・みたいなね。

あくまで妄想に過ぎませんが、異星人たちは絶対に裏ありますよ・・・(笑)

物語の構成としては、前半が宇宙船内の会議シーンなどが中心、そして後半が地球への帰還、ゴジラとの戦闘になります。

前半はゴジラがほぼ全く姿を現すことなく、登場人物のダイアログで占められています。

しかもこの前半、科学的な専門用語を交えて会話が繰り広げられるため、人によっては退屈になるかも・・・

ただ、SFが大好きな人にはたまらないご褒美ですね(笑)

後半は前半から一転、テンポがめちゃめちゃ速くなります。

特にゴジラとの戦闘シーンは物凄い。

空飛ぶバイクやパワードスーツと呼ばれるSF的なガジェットとゴジラの戦いという・・・実写では予算がオーバーするであろう描写を、とても納得のいくリアルな表現でやってのけています。

この迫力は音響も含めて、劇場のスクリーンでなければ味わえないと思いましたね。

以前レビューした「BLAME!」でもそうでしたが、ポリゴンピクチュアズが手掛けるCGを使った映像と音響には本当に感動させられます!


さて、キャラクターについては、その絶望的で圧倒的な世界に生きる主人公ハルオが非常に魅力的。

名前の由来はゴジラのスーツアクターを務められていた故・中島春雄氏であります。

主人公のタイプと直情的で、最近の作品であれば「進撃の巨人」の主人公エレンに近いです。

両親を圧倒的な存在であるゴジラによって殺され、その復讐を誓うという設定もエレンを彷彿とさせます。

しかし、ただ直情的で熱い性格ではないのが良かったですね。

ゴジラを倒すため、ゴジラの生態、行動パターン、身体機能などを抜かりなく研究しており、そのための戦闘技術を身につけることも厭わない、有能な主人公であります。

そしてまた、ゴジラ打倒に燃えるハルオに対し、特に協力的なエクシフの1人メトフィエスもミステリアスな雰囲気でキャラが立っていました。

ただ、こいつはただの仲間である以上な雰囲気がありますね・・・

劇中でも意味深な場面が多く、今後の作品でキーパーソンとなることは明確でしょう。

そしてヒロインであるユウコ、この人は少し目立っていなかったのが残念。

2作目からは活躍の場を与えてほしいところですね。


そしてそして、僕らがもっとも気になる存在・・・

なんといっても、ゴジラの圧倒的な怪獣王感ですよね。

まさに地球の生態系の頂点に君臨する存在として相応しい風格があります。

前作「シン・ゴジラ」の、ゴジラデザインも衝撃的でありましたが、今作のゴジラも別のベクトルで衝撃的であります。

シルエットこそギャレゴジに近いけれど、もっと筋肉質で硬いイメージのボディ、植物の葉のようであるが鋭利な印象の背びれ、そして様々な生物の雰囲気を併せ持つ顔・・・

シンゴジとは異なるアプローチで、またもや新たなゴジラ像が登場したといえます。

しかも、その見た目に比例して能力も物凄い。

レーザーのような斬撃系の熱戦、そして背びれから発する電磁波により、あらゆる攻撃を無効化するシールドなど・・・

まさに人智を超えたトンデモなヤツであります。

その上、このゴジラにはゴジラ史上驚くべき秘密が隠されているのですが・・・

この続きは是非劇場でお確かめください!(笑)


また服部孝之氏による音楽も、壮大な世界観にしっかりとマッチしていました。

服部氏は「ゴジラVSスペースゴジラ」、「ゴジラ2000」以来。3度目のゴジラ映画の参加になりますが、やはりツボをしっかりと押さえているなあと感じましたね。


総評として「シン・ゴジラ」から1年、アニメ映画としての新たなゴジラ伝説の開拓はとても良いスタートを切ったと思います。

「これは怪獣映画ではない」と思われるかもしれません。

しかしその考えは良い意味で裏切ってくれることでしょう。

2作目である「決戦起動増殖都市」が早くも楽しみですね。

全てのSF、アニメ、そしてゴジラファンには自信を持っておすすめできます。

ぜひ劇場の大スクリーンで堪能してください!!
  1. 2017/11/20(月) 20:12:43|
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IT それが見えたら終わり

さて、「ソウ」シリーズの最新作の次にレビューするのがこの映画、

「IT それが見えたら終わり」

であります!

スティーブン・キングの代表作の1つで、1990年にはテレビドラマ化された「IT」を、「MAMA」で注目を集めた新鋭アンドレス・ムシェッティのメガホンにより映画化。静かな田舎町で児童失踪事件が相次いで起きていた。内気な少年ビルの弟が、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消した。自分を責め、悲しみにくれるビルの前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまう。不良少年たちからイジメの標的にされている子どもたちも、自分の部屋、学校、町の中など何かに恐怖を感じるたびに「それ」に遭遇していた。「それ」の秘密を共有することとなったビルと仲間たちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうことを決意するが……。

なんとこの作品、R指定のホラー映画としては1973年の「エクソシスト」の興行収入を軽々と更新してしまったという、物凄いパワーを持った映画であります。
しかもアメリカでは予告編が公開されてから、わずか24時間で1億9700万回というまさにモンスター級の影響力を秘めているのだから、注目せずにはいられません。

まず「IT」という作品についてなのですが、僕はスティーブン・キングの原作も読んでいませんし、テレビドラマ版も観ておりません。

ただ、ネット上でドナルド・マクドナルドの都市伝説という動画に、この「IT」に登場するピエロ・ペニーワイズが出演(?)していまして、僕らの世代にも知名度は比較的高い作品なんですよ。

そのためかこの作品、日本でもSNS上では非常にトレンド化してるという、なじみ深い(?)ホラー作品なのであります(笑)

さて、実際にこの映画を観て思ったことを一言で表すならば、

とても完成度の高いホラー版スタンド・バイ・ミーといったところですね。

なぜスタンド・バイ・ミーなのかと言うとこの作品、ホラー映画ではあるのですが基本的に青春ものなんですよ。

「LOSER」(負け組)と呼ばれ、いじめや家庭環境といった様々な問題を抱える12歳前後の少年少女たちが、IT(それ)と呼ばれる邪悪な存在ペニーワイズに恐れつつも、その恐怖に打ち勝つために成長していくという・・・

ペニーワイズという超常的な存在を除けば完全にスタンド・バイ・ミーなんです。

ガラの悪い不良、子供と上手く接することのできない親、そしてひと夏の大冒険・・・ 

これらは完全にスタンド・バイ・ミーの要素であります。

この点はやはり両作品がスティーブン・キング原作であるからといえるのですが、それ以上にこの青春ものという要素が、子供たちの身近な恐怖を演出するのに適しているからともいえます。

大人になると社会の汚い部分が見え、青春を取り戻すことはできません。

子供時代はまだ社会に染まりきっていないため、まだ純粋です。

その純粋さもまた複雑であり、身の回り、さらには未知なるものへの恐怖といった感情も存在しているのだと思います。

主人公たちはいじめや家庭環境といったものに対しての恐怖心を持っています。

その恐怖心という感情を具現化した存在がペニーワイズというわけです。

ペニーワイズは27年周期で、アメリカ・メイン州デリーの街にやってきて子供を食らうという、人智を超えた存在なのですが、この理由は最後まで語られません。

これこそが、わけの分からないものに対する恐怖心です。

さらにペニーワイズは主人公たちの最も恐れるものに化けて、怖がらせてきます。

人間の根源的な感情である恐怖心、人間の心の弱さにつけこんでくるペニーワイズは、まさに絶対にわかりあえることのない「邪悪」そのもの。

さらに子供が怖がれば怖がるほど、ペニーワイズにとって美味しい恐怖を食らうことができるというのも気味が悪い。

そして何より、この邪悪なピエロを演じた俳優ビル・スカルスガルドに拍手を送りたいですね。

彼は素顔がとても美形なのですが、この映画の中では完全に狂ったモンスターとして演じ切っています。
また、192cmという長身も役柄にピッタリとハマっていたと思います。
「ダークナイト」でジョーカーを演じた故ヒース・レジャーのような名優になるのではないかというほど、素晴らしい役者ですね。

一方、ペニーワイズに対抗する少年少女たちも、ただ数が多いだけでなく、それぞれに個性があり、キャラが立っています。
主人公で吃音症のビリー、肥満体形で孤独なベン、口うるさくてお調子者なリッチー、紅一点で周囲からはアバズレなどと噂されてるべバリー、喘息を持っていて過保護な母親から縛り付けられているエディ、ラビの父親から強制的なユダヤ教の教育を受けているスタン、祖父の精肉業を手伝う黒人少年のマイク。

彼らはそれぞれ違った家庭環境、個性があり、誰が誰かわからなくなることはありません。
そして皆それぞれ、悩みや恐怖を抱えており、それがペニーワイズとの対峙に直接結び付いていくのです。
劇中ではホラー描写だけでなく、彼らの心理描写もしっかりと描かれているので、「絶対に死なないでほしい」と感情移入できる愛すべきキャラクターたちになっています。
特にビリー、ベン、べバリーの三角関係ではないですが、恋愛描写は観ていて非常に微笑ましく、思春期を思い出させてくれる甘酸っぱいものでした。 
こういう良い意味の童貞くささは作品のエッセンスとして上手く機能する気がしますね!(笑)

総評として、1990年以来27年ぶりに映像化した今作はホラー映画として、青春映画としても非常に出来が良いです。
最近のおすすめ映画何かある?と聞かれたら、僕は間違いなくこの作品を選びますね。
チャプター2の公開も既に決定しているとのことですが、是非とも劇場でウォッチする人が増えることを祈っています!

今回の「IT」、あなたのハートには何が残るでしょうか。
それでは皆さん、さよなら、さよなら さよなら




  1. 2017/11/12(日) 10:48:51|
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ジグソウ ソウ・レガシー

どうも皆さん、Takaです!

今日は2本のホラー映画を観てきたので、早速レビューしていきたいと思います!

まずは1本目、「ジグソウ ソウ・レガシー」であります!

2004年の第1作以来、世界中の人々を震え上がらせてきたホラー『ソウ』シリーズの新章。残酷なゲームを仕掛けてきた男ジグソウが死んで十数年後、何者かによる新たな惨劇が繰り広げられる。監督は『プリデスティネーション』などのマイケル、ピーター・スピエリッグ兄弟。ドラマシリーズ「ザ・グレイズ ~フロリダ殺人事件簿」などのマット・パスモア、『ブルーに生まれついて』などのカラム・キース・レニー、『スティール』などのクレ・ベネットらが出演する。
ある街で、おぞましい死体が次々と発見される。その常軌を逸した状態から、かつてジグソウという名で多くの人間を死に追いやったジョン・クレイマーの存在が警察の捜査で浮かび上がる。しかし、彼は十数年前にこの世を去っていた。ジグソウに後継者がいたのか、彼に心酔する者による犯行なのかと、さまざまな推測が飛び交うが……。 (Yahoo映画より)

さて、ソウシリーズといえば、衝撃的な第1作の素晴らしさはどこへやら、今や痛い・怖い・そしてグロイの三拍子が揃った悪趣味なシリーズ・・・

というのが世間的なイメージになってしまっていますよね・・・(笑)

秀逸なサスペンススリラーであり、衝撃的な作品だった「SAW」
前作の持ち味を踏襲しつつも、ゲームに広がりを持たせた「SAW2」
残虐な拷問器具とグロテスクな描写を爆発させた「SAW3」
新トリロジーの幕開けとしてスタートを切った「SAW4」
マンネリ化しつつも持ち味をしっかりと出していた「SAW5」
社会風刺を込めつつ、シリーズの「転」として重要な役割を果たした「SAW6」
1作目からの因縁を遂に終わらせた最終作「SAW ザ ファイナル」・・・

1、2作目まではサスペンス要素が強い映画だったのですが、3作目は完全に「ファイナルデスティネーション」拷問バージョンみたになってしまっています(笑)
2作目からジグソウの共犯として暗躍していた弟子のアマンダから、4作目で新たな後継者となったホフマン刑事に交代してからは顕著にグロ映画としての質が浮き彫りになりました。

特に6、7作目でのホフマンの人殺しまくりな展開は完全にグロテスク版ランボー(笑)
ちなみにネット上では「ホフマン無双と呼ばれているそうです(笑)

ジェームズ・ワン監督の第1作目は確かに、映画史に残る傑作でありましたが、続編が作られるたびに本来の路線から離れて行ってしまったの間違いではありません。

しかし、シリーズが7作まで作られ、今年再び新作が公開されるということは、やはりシリーズファンを多く獲得出来ていたからではないでしょうか。

そして映画製作者にも、このシリーズのファンがいたということは、やはりシリーズとしての力が非常に強いと言えます。

さて、この映画を一言で表すならば、「ジグソウ、時代の波に乗る」といったところでしょうか(笑)

ストーリーは本当にいつものSAWシリーズといった感じで新しさは皆無に等しいのですが、拷問器具の種類が凄く豊富です!(笑)


特に医療用レーザーを使ったヘッドギア。あれは本当に2010年以降の映画ということを感じさせてくれましたね(笑)

もはや拷問器具を使用したゲームはこの作品の見どころの一つですから、斬新なアイデアだと思いました。

そしてもうひとつ気になる残虐描写、こっちは割とおとなしめに感じましたね。

というか単に僕が慣れてしまっているだけかもしれませんが(笑)


過去作でも描かれていた、「生きることに感謝しろ」、「生きるために血を流せ」というテーマも、今作でも健在です。

そして3作目で既に死んだことになっている、ジグソウことジョン・クレイマーの登場シーンは、「その手があったか・・・!」と唸らずにはいられません。

もはや、ある意味このシリーズに欠かせない初代ジグソウを演じるトビン・ベルをいかに違和感なく登場させるか・・・ということが今後の課題になるんだろうなと思いましたね(笑)

シリーズおなじみの、あの恐ろしい顔の人形であるビリー君はもちろん登場しますし、シリーズファンなら懐かしいと思わせる要素もしっかりと盛り込まれていますので、楽しめるかなと!

ただ、本当にジグソウについての説明がほぼない状態で話が進んでいくので、シリーズ未見の人は必ず過去作を観てから挑戦することをおすすめします。

また毎年ハロウィンシーズンにSAWが公開されるのかな・・・?と思わせてくれる、そんな作品でありました!

そういえばラスト付近、犯人のネタばらしが始まる少し前くらいのシーンで、えなんと映像が止まりました(笑)
勿論これは単なるアクシデントなのですが、彼、あるいは彼女は映画観賞者の楽しみを奪ってますよね・・・
ということで僕がジグソウとして、今夜ゲームを仕掛けたいと思います!(ジョークです。)
  1. 2017/11/11(土) 17:31:26|
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11/10のツイートまとめ

taka35091033

はてなブログに投稿しました #はてなブログ映画「ブレードランナー2049」は今だからこそ観るべき映画だって話 - Takaのお気楽堂 〜Taka, Take It Easy!〜https://t.co/0UYpkvtLEC
11-10 11:59

  1. 2017/11/11(土) 04:18:30|
  2. 映画総合
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ブレードランナー2049

1982年に公開され、後のポップカルチャーに多大な影響を与えたSF映画の金字塔、

「ブレードランナー」

の続編が遂にやってきました・・・!

この作品をどれだけ待ちわびたか・・・

リドリー・スコット監督による1982年公開の初代「ブレードランナー」は、僕が高校生のときに初めて観たのですが、当時までに観ていたどのSF映画とも違うその独自な世界観と哲学的かつ難解なストーリーに魅了され、僕のオールタイムベストムービーに君臨しています。

さて、僕の人生にも多大な影響を与えた(これは言い過ぎか?(笑))、「ブレードランナー」でありますが、正直なところ続編が公開されるという話を聞いたときは、

「マジか・・・」

という印象でありました。

この「マジか・・・」の意味は2つの意味がありまして、素直にうれしいという気持ちと1作目の蛇足になってしまうのではないのか?という気持ちがありました。

しかし、監督がドゥニ・ヴィルヌーグであるということ聞き、抱えていた不安は消え去りました。

というのも僕は既にヴィルヌーグ監督の作品「ボーダーライン」を観ていまして、素直に面白いと思っていたからです。

アメリカで今起こっている事実を下敷きにしながら、正義と、悪とは何なのかというシンプルな問題提議をドラマとして上手く組み込まれていた作品。

この監督なら期待してもいい・・・


その大きな期待を胸に映画館に足を運んだ僕。

結果は・・・



初代「ブレードランナー」にあった面白さを引き継ぎつつも、新しいことにもトライしている意欲作

でありました!!

というわけで今回紹介する映画は、

「ブレードランナー2049」





であります!

リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」から、35年の時を経て生み出された続編。スコット監督は製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとる。脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、「LOGAN ローガン」「エイリアン コヴェナント」のマイケル・グリーン。前作から30年後の2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの主人公“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを捜す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演し、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングがデッカードを捜す“K”を演じる。(映画.com)

さて、多くの人がまずこの映画に対して思うことといえば、

前作のファンもそうでない人も楽しめる作品になっているのか?

ということですよね。

何しろ前作は1982年公開の作品ですから、実に30年以上前の作品であるわけです。

しかも「スターウォーズ」シリーズのような超有名な映画ではなく、知る人ぞ知る名作であるこの作品を今作ったとしても、はたして現代の観客にウケるのか?という疑問は多くの人が抱いたはず。

なかには初代「ブレードランナー」は特撮が主流だった時代に作られたから凄いわけであって、CG全盛の現代に作ったとしても埋もれるだけではないか?と考える人もいたのではないでしょうか?

確かにそれは間違ってはいません。

何故なら初代「ブレードランナー」はSFだけでなく映画としても大きく歴史を変えた、いわばエポックメイキングな作品でした。

そのあまりの影響力はとても大きく、数々のエピゴーネンを生み出したからです。

「トロン」、「AKIRA」、「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」、「マトリックス」・・・・

サイバーパンクというジャンルを決定づけ、世界中のクリエイターが影響を受けた作品なのです。

そのいわば聖域とも呼べる、伝説の作品の続きを作るということは、非常に高いハードルであったことは間違いありません。


しかし、今回メガホンをとったヴィルヌーグ監督はその高いハードルを、非常にスマートに飛び越え、伝説を汚すことなく新たな「神話」を作り上げました。



まずは、オープニングから展開される新たな「ブレードランナー」の世界の見せ方。

前作のイメージを壊すことなく、最新技術によって描かれる2049年のロサンゼルスは圧巻の一言。

退廃的でダークであはあるけれど、その世界にずっと浸っていたいと思わせる不思議な魅力があります。

これは前作を初めて観たときに感じた印象と全く同じで、これを劇場の巨大なスクリーンで今体感しているという興奮が止まりませんでした。

オリエンタルなテイスト溢れる煌びやかなネオン、高層ビル群に写し出される舞子や官能的な女性など・・・

前作を観ている人なら懐かしさを感じることは間違いありません。

そうでない人も、その広大で奥行きのある世界観に、きっと驚きを隠せないはず。



そして何より、ライアン・ゴズリングやハリソン・フォードといった新旧ブレードランナーの描き方も非常に丁寧。

特にゴズリング演じるKは、新型レプリカントのブレードランナーとして、旧型のレプリカントを「解任」(処刑)することが仕事であり、組織に従うための措置が施されている、いわば管理された存在という設定なのですが、実は本物の人間よりも人間らしい感情を持った存在であり、家に帰るとホログラムの女性であるジョイにひと時の癒しを求めている、孤独な男なのです。

ジョイはホログラムであるが故に、Kが彼女を抱きしめても透き通ってしまうというシーンがあるのですが、ここが本当に切ない。

彼女はとても可憐かつ、純粋な心を持っているので、余計に切ないのです。

人間からは「ヒトモドキ」と蔑まれ、唯一の心の拠り所であるジョイのことをどれだけ愛していても、彼女に触れること、ましてや交わることもできないという、人造人間であるが故の悲哀が描かれているのです。

また、レイチェルに対して比較的「攻め」の態勢だった前作の主人公デッカードとは対照的に、Kはひたすら受け身です。

人間、レプリカント関わらず、Kと出会った女性たちは彼み惹かれ、また誘惑するのですが、常にポーカーフェイスを通しています。

肉体の存在しないジョイに対してのみ愛情を注いでいるKの姿は、非常に現代社会を風刺していると言えます。

これはいわば、オタクの人が二次元のキャラクターに恋をしているのと同じな訳ですね。

孤独な心を紛らわせるために、肉体の存在しない女性を愛している・・・というのは文章だけで見れば「ただの寂しい人」でしかありませんが、Kの心理描写がしっかりと丁寧に描かれているため、非常に切ない演出になっているのです。

そして何より、Kが抱く自身のアイデンティティに対する疑問も物語を支える一つの要素です。

この点は「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の草薙素子を彷彿とさせましたね。

ネタバレになってしまうため詳しくは書けませんが、前作から続く「あること」がきっかけで、自らのアイデンティティを探そうとする内に、初代「ブレードランナー」の主人公・ハリソン フォード演じるデッカードのもとにたどり着きます。

新旧主人公2人が出会うときの演出が、前作のファンにはたまらないものになっていまして、とにかく言葉に表せないほどの感動がありましたね・・・

また物語の主人公としてはKなのですが、デッカードが裏の主人公になっているのも面白いアプローチだと思いました。

しかも、前作に引き続き、ガフもしっかりと登場しており、この作品が新たな「ブレードランナー」なのだと印象付けられます。

デッカードに関して気になることといえばなんといっても、レイチェルはどうなったの?ということですよね。

前作のファンであれば誰もが気になる点であり、本作でも彼女とデッカードの会話がそのまま引用されているなど、物語において重要なキーとなっています。

デッカードとレイチェルの間で何が残ったのか、Kがどのようにして2人に近づくことになるのか、真相はぜひ劇場で確かめてください・・・

さて、一方の敵側として、前作に登場したタイレルに代わって、新型レプリカント・ネクサス9型の創造主となったジャレッド レト演じる科学者・ウォレスが登場します。

遺伝子組み換え食品を進化させ、さらに自らの特許を無料で公開することにより世界の危機を救った救世主でありますが、実態はまるで感情のない人形のような風貌で、非常に計算高い男です。

また、「攻殻機動隊」のバトーを思い出させる両目の義眼は、見る者の感情移入を拒む、無機質な印象を与えます。

「スーサイド・スクワッド」で演じたジョーカーとはまた違った狂気を感じました。

そしてウォレスの部下として、女レプリカントのラヴというキャラクターがいるのですが、彼女もまた強烈なインパクトを持っています。

ある意味、人間よりも人間らしかった前作のレプリカントであるレイチェルや、バッティ、プリスとは異なり、非常に無機質で冷酷な性格です。

また、前作のオマージュシーンをやってくれるファンサービス的な役割も持っていて、なかなか良い悪役でありました。

総評として、前作のファンならまず観るべし、初めてブレードランナーに触れるという人であれば、前作は勿論、アニメ版のブラックアウト、2本の短編映像を観てから望むことをおすすめします。

ちなみにブラックアウトは15分ほどの短い尺ではありますが、映画よりも一歩踏み込んだ形でレプリカントの心情を丁寧に描写しているので、非常におすすめです!






さて、いつもよりも長いレビューになってしまいましたが、今のところ今年観た映画では間違いなく心に残る作品です。

前作と同じく、この世界に何度も浸りたい・・・ そう思わせてくれる作品であることは間違いありません。

ぜひ劇場でウォッチしてください、非常におすすめです!

それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら・・・
  1. 2017/11/01(水) 17:58:48|
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プロフィール

Taka

Author:Taka
大学生の映画好き男子です(笑)下記は簡単な自己紹介!
 
住んでいる場所...関西のどこか

超・僕的好きな映画オールタイムベスト10...
1. ブレードランナー
2. 椿三十郎 
3.スタンドバイミー 
4.パンズ・ラビリンス 
5.セブン 
6.勝手にしやがれ 
7.ゴジラ(1954) 
8. 映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!モーレツオトナ帝国の逆襲 
9 GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
10. スパイダーマン2

超・僕的好きな映画ベスト10(2010‘sEdition)
1. マッドマックス 怒りのデスロード 
2.シン・ゴジラ 
3.BLAME! ブラム 
4.アイ・アム・ア・ヒーロー 
5.ズートピア 
6.スーパー! 
7.劇場版 魔法少女まどかマギカ 叛逆の物語 
8.エール! 
9.オデッセイ 
10.ドライヴ


好きな映画監督...リドリー・スコット、ジェームズ・キャメロン、ギレルモ・デル・トロ、黒澤明

好きなハリウッド俳優...アル・パチーノ

好きなハリウッド女優...シャーリーズ・セロン

好きな漫画...クレヨンしんちゃん、ケロロ軍曹

好きな食べ物...ピザ、寿司、ラーメンetc...

好きな飲み物...オレンジジュース、ビール

好きな芸能人...大泉洋

このブログはホラー以外のジャンルも扱うようになったので、普通の映画好きな人も見てくださると嬉しいです!
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